不妊治療の先生に聞いてみた

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まだまだ患者さんを受け入れられます!待ち時間は少なめ、仕事をしながら 通う方におすすめのクリニックです。
【三軒茶屋Artクリニック 坂口 健一朗 先生】

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開院の理由は、大規模クリニックでは実現が難しい、個々のご夫婦に寄り添った丁寧でしっかりした診療を行うことでした。そのため、患者さんお一人おひとりにかける時間は多めなのですが、それでいて待ち時間は少なめに維持しています。そして、治療時にかかるストレスはできるだけ減らし、早めの妊娠に結びつけたいですね。

治療の先を示せる、光の見える診療を提供

不妊治療は、先の見えないトンネルのようだとたとえられることがあります。もしも皆さんが、実際に今受けている治療で、光の見えない真っ暗なトンネルの中を歩いているように感じているのなら、それはとても辛いことです。もちろん、その先に光が見えてきて妊娠に結びつくこともあるでしょう。ただ、上手くいかなかった時に、では次にどうしたら良いだろうと思いますよね。

特に回数に限りのある保険診療で体外受精を受けていたのなら、次もまた同じ方法の治療を繰り返すことになり、それでいいのか? と感じてしまうと思います。

当院では、次の治療に向けての選択肢があり、行き先を示す事のできる工夫として、診療に多くのバリエーションを持っています。そこにあるのは、できるだけ早い妊娠に結びつく、明るい道と考えます。 

自由診療の良さを知っているからこそ、保険診療でも工夫ができるのです

診療自体、以前の自由診療の方が私はやりやすかったですね。色々なアレンジもしやすかったですし、柔軟さが全然違います。

ただ、そのような治療を知っているからこそ、保険診療での工夫にもつながるものと思っています。

患者さんの平均年齢は、今は40歳前後です。保険適用化で若い方も見えますが、平均的には、やはり40歳前後です。そして自由診療の方が2割ほどいらっしゃいます。保険では制限がありますから。また、オプション診療(保険診療時では先進医療)との兼ね合いもあり、自由診療になる方も含まれます。

さらに治療の中には、PFCーFD(子宮内膜、卵巣)療法やPGTーAなど特殊なものもあります。

男性の精子検査では、マイクロ流体技術を用いた精子選別法に加え、精子核内のDNA断片化や精子の成熟率を検出するSCSA(精子クロマチン構造検査)検査があります。

これら数々の検査方法や治療方法を、患者さんごとに適応をみながら診療しています。 

日頃の診療を通して患者さまにお伝えしたいこと

ご夫婦での受診でない場合、不妊治療に対する共通言語が少なく、奥さまがご主人に説明しても理解してもらえないことが起こり、奥さまのストレスの原因となってしまいます。

一緒に頑張っているんだという気持ちがご主人のなかにも芽生えれば、奥さまも、「あ、主人が協力してくれているな」って思える。そうして分かり合いながら治療をしていくことがやはり必要ですね。

もしもご主人がピンとこないようでしたら、一番良いのはご夫婦で一緒に不妊治療説明会に参加していただき、不妊の原因は男女ともにあり、お互いに協力し合う必要があることを知ることが重要かと思われます。

そこで、お二人で参加ができるイベントや勉強会も開催しています。

三軒茶屋Artクリニック
坂口 健一朗 先生

経歴

防衛医科大学校卒業
防衛医科大学病院勤務
九州大学医学部附属病院勤務
九州医療センター勤務
松山赤十字病院勤務
矢崎病院勤務
カリヨンレディースクリニック勤務
木場公園クリニック勤務
リプロダクションクリニック東京勤務

資格

日本産科婦人科学会専門医
日本産科婦人科内視鏡学会 腹腔鏡技術認定医日本生殖医学会 生殖医療専門医
日本産科婦人科学会

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