不妊治療の先生に聞いてみた

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将来を見据えた診療環境と安全で安心できる培養室が必須!
【東京ARTクリニック 小川 誠司 先生】

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[院長から]
信頼を築く「技術力」と「国産機器」へのこだわり

クリニックを運営していくためには、何よりも信頼を築いていくことが大切です。その点、開院にあたりアステック(東京営業所)の名田さんが設計図の段階から一緒に図面を見て、機器の配置や調達、設置まで相談に乗ってくださり、とても助かりました。本当に一緒に作ってくださった感じです。以前勤めていたクリニックの頃からサプライヤーとしても頻繁に顔を出してくださっていましたが、今回の新クリニックでも同じスタンスで連絡も取りやすく、非常に助かっています。
メンテナンスも含め、製品の性能や安全・安心面でも、私は国産機器を信頼しています。たとえばタイムラプスにおいても、正直、海外製と迷った時期もありましたが、最終的には診療目的である「できない治療はない」という体制を整えるという信念からも最新鋭のものを導入しました。実際に使用する胚培養士の希望でもあり、私自分も十分に納得していた製品です。
最新の機器と医療技術。東京ARTクリニックは、他の施設以上の技術を提供したいという気持ちが強いです。幹細胞治療の応用もそうですが、男性不妊で日頃行っているマイクロTESE(顕微鏡下精巣内精子回収法)も含め、トータルで診ることができるのが当院の強みだと思っています。

地域に根ざした「顔の見える」クリニックへ

東京駅近辺には、比較的多くの不妊専門クリニックがあります。その中でも近場で通いやすい、それでいて技術もしっかりしている治療施設を探している方は多いと考えます。
そこに私たちスタッフの顔があり、地域に根ざした診療基盤ができ、東京駅近という地の利を活かして、遠方地域や海外からも患者さまが来てくだされば嬉しいですね。
さらに私たちを知っていただきたく、SNSなどの活用も進めています。
そこに、設備紹介やサプライヤーとして安心安全を確保できる企業があることも欠かせないと思っています。
アステック(名田さん)は、その面においても頼りになる企業さんで、感謝しています。
培養室周りの詳しくは、前川培養室長がお話しできると思います。

[培養室長から]
培養室の機材導入

当院の院長は、揃えたい機材はしっかり揃えていこうと言ってくださいます。その後押しもあり、アステックさんには開院にあたって、培養室の設計から機器選定まで細かく相談させていただきました。
とくに、スタッフ同士が安全に、そして効率よく作業を行えることが「受精卵にとってストレスの少ない環境」に繋がると考えています。現場目線で何度もシミュレーションを重ね、作業動線・機器配置を決定してきました。
その時に、豊富な経験をお持ちのアステックさんには、実際の運用面も踏まえ、細やかにご提案いただき、大変心強く感じました。
開院前から開院後も一貫してサポートしていただいており、患者さまに自信を持って治療を提供できる培養環境に整えることができました。

培養室の様子

培養室は、限られた空間の中でも効率的かつ安全に作業を行えるよう、コンパクトで動線を意識した設計としました。スタッフ間での確認や移動をスムーズにすることが、そのまま安全性の向上にも繋がると考えています。
培養器や顕微鏡、顕微授精作業に使用するマニピュレーターなどには最新機器を導入し、できる限り最先端の環境で受精卵・卵子・精子を扱える体制を整えています。
特にタイムラプスインキュベーターには、アステック社の最新モデルである「CCMーCHRONOS」を導入しました。培養環境の安定性や内蔵カメラの品質に加え、継続的なアップデートに対応できる点は、国内メーカーであるアステックさんならではの強みだと感じています。
さらに、培養器や液体窒素タンクにはアステックの監視システムを導入し、培養中の受精卵や凍結した胚・卵子・精子の保管環境を24時間体制で管理しています。
患者さまの大切な受精卵や凍結検体を安全にお預かりするため、設備面からも安心していただける環境づくりを心掛けています。

 

アステックへの要望など

名田さんには開院後も継続してサポートいただいており、アステックのバックアップ体制についても非常に心強く感じています。
また、現場の細かな要望にも柔軟に対応していただけるため、今後も新しい技術や設備に関する情報共有を行いながら、一緒により良い培養室づくりを進めていければと思っています。

[企業の担当者から]
設計・設置にご協力させていただいて

東京ARTクリニック様のご要望は非常にレベルが高く、それをコンパクトな培養スペースでいかに反映させるかが工夫のしどころでした。
まず、スタッフの皆様が安心して作業できるよう動線に配慮して各機器を配置しました。その中心となるのが、大切な受精卵を培養するタイムラプスインキュベーター「CCMー    CHRONOS」です。限られたスペースを有効活用するため架台をカスタマイズし、ドライインキュベーターと組み合わせて設置しました。
また、撮影した胚の画像をAI技術で解析するソフト「Life Whisperer」もご採用いただきました。日々進化するAI技術を医療現場に導入することは、クリニックが目指す「最先端の環境作り」に大きく貢献できると考えております。
同時に、撮影した画像を電子カルテとAPI連携させ、院内でのスムーズな画像共有を可能にするシステム構築もお手伝いいたしました。単に機器を導入するだけでなく、実際の運用面まで見据えたご提案ができることこそ、私たちの強みと考えております。
さらに、各機器には遠隔監視やメールアラーム機能を備えた「Lab keeper」を接続。インキュベーターだけでなく、大切な胚を保管する「液体窒素保存容器」の重量も常時監視しています。これにより、24時間体制で機器の状態を管理できる、極めて安心感の高い環境を実現いたしました。

[クリニックから]
患者様にお伝えしたいこと

私たち東京ARTクリニックでは、患者さまからお預かりした大切な卵子・精子・受精卵を、丁寧に、繊細に、そして正確に扱うことをポリシーとしています。培養室の中で行われていることは患者さまに見えにくい部分ですが、皆さまが治療に向き合う時間には、私たちは常に責任を意識しながら日々の仕事に取り組んでいます。
技術面はもちろん、安全管理や環境整備にも継続して力を入れることで、少しでも安心して治療を受けていただける環境づくりに努めています。
当院では、採卵日や移植日のほか、培養士外来など患者さまと直接お話しする機会も設けております。不安なことや分からないことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

東京ARTクリニック
小川 誠司 先生

略歴

  • 2006年
  • 名古屋市立大学医学部を卒業 卒後研修終了後に慶應義塾大学産科婦人科学教室へ入局
  • 2010年
  • 慶應義塾大学大学院
  • 2014年
  • 慶應義塾大学産婦人科 助教
  • 2015年
  • 東京歯科大学市川総合病院産婦人科 助教
  • 2017年
  • 慶應義塾大学産婦人科 助教
  • 2018年
  • 医療法人財団荻窪病院・虹クリニック
  • 2019年
  • 那須赤十字病院産婦人科 副部長
  • 2020年
  • 仙台ARTクリニック 副院長
  • 2023年
  • 藤田医科大学 臨床再生医学講座 講師
  • 2024年
  • 藤田医科大学 臨床再生医学講座 准教授
  • 2025年1月〜
  • 藤田医科大学 臨床再生医学講座 客員准教授
  • 2025年2月〜
  • 東京ARTクリニック院長

資格

日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医

協賛:株式会社アステック

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