培った医療を結集し、新たなステージへ25年の実績をベースに新クリニックが誕生。
【長谷川レディースクリニック赤坂 長谷川 朋也 先生・上野 啓子 先生】

東京は赤坂に、女性の専門医が診る心強い不妊治療専門のクリニックが開院しました。生殖医療25年の実績をもとにエビデンスを重視した診療で、おふたりの挙児に最善を尽くして応えることを目的としています。
そのためにプレコンセプションケアに力を入れ、関連する婦人科と男性不妊を含めた幅広い診療をし、最新の不妊治療をおこなっています。
院長の上野先生は、妊娠という結果だけでなく、安全で安心できる出産ができるよう周産期における健やかさにも配慮したいと強く話されます。
そして、統括院長の長谷川先生は医療面での充実だけでなく、おふたりにとって通いやすい、時代に合ったクリニック(生殖医療院)をめざすと話されます。
なるほど、それぞれの目標が両立しあって、そこに両先生のお人柄があれば、確かにとても温かみのある素敵なクリニックに感じられます。
本日は、先進医療や培養室の設備面でクリニックを支えるクーパーサージカル・ジャパン(株)の方を交え、お話を伺いました。
長谷川レディースクリニックが3院体制となり、より受診しやすくなりました!
編集部:今回、長谷川レディースクリニックの3院目のクリニックが赤坂に誕生しました。そして、3院が一緒になって新たな方針のもと、スタートしたのですね。
統括院長:はい。今までは橋本の「長谷川レディースクリニック」、相模原・淵野辺の「長谷川レディースクリニック淵野辺ソフィア」の2院体制でしたが、今回、赤坂のクリニックを承継させていただくことになりました。 名称を「長谷川レディースクリニック赤坂」とし、8月1日から3院のグループとなりました。
編集部:今後、最も大切にする診療方針をどのようなところに置かれていますか?
統括院長:お仕事をされていてお忙しい方が多いと思いますので、院内に滞在する時間をなるべく短くして、患者さまのライフスタイルに合わせたいという方針がまず1つあります。 それにはスタッフの協力やシステム面を工夫して対応していきたいですね。
また、夜間や土日も診療を行うことで、幅広く患者さまが通えるような、今の時代にフィットした方針をとっていきたいと思っています。
編集部:不妊治療を専門に、関連する婦人科系の診療や男性不妊の診療にも力を入れているとのことですが、その辺はいかがでしょう。
統括院長:若い世代の将来の妊娠計画から、不妊治療に悩まれている方、さらには男性不妊まで幅広く対応していきたいと考えています。 相模原エリアで男性不妊を扱っているのは長谷川レディースクリニック淵野辺ソフィアだけなのですが、9月より泌尿器科の先生が連携することになりました(月1回、男性不妊外来が新設されます)。
独身の方からご夫婦まで幅広く診られる体制を作り、ここ赤坂院をグループの看板クリニックにしていきたいと考えています。

院長の研究と長期的視野に基づく治療方針にも注目
編集部:院長の上野先生は、大学での共同研究・発表にも力を注がれているとのこと。その「アカデミックなオーラ」と現場での「親しみやすい女性医師としての気品」は、赤坂院の大きな話題になるかと思いますが、いかがでしょう。
院長:私は、体外受精で生まれたお子さんの長期予後に関する研究を現在も続けています。 不妊治療の最初のゴールはもちろん妊娠ですが、その後の妊娠期間、お産、そしてお子さんが育っていく過程までを長期的に見てきました。 その視点を日々の診療にも落とし込み、患者さまそれぞれの背景を考慮した上で治療法の選択肢を提示していきたいですね。
私自身は2017年頃からずっとこの長期予後の研究に携わっています。 最初は1歳半の予後から始まり、今は15歳までデータが積み上がっています。
編集部:保険診療の中、1回で妊娠したいと複数胚を戻す事も多く、多胎妊娠が増え、周産期医療への圧迫や育児面における不安の声も聞かれますが、それについてはいかがでしょう?
院長:多胎の長期予後については大きな課題です。実は、大学との研究データを2026年の受精着床学会でも発表したばかりです。当院における幅広い診療の中にも研究知見を反映させていくつもりです。
医療においては、エビデンスがとても大事です。長谷川レディースクリニックには、25年に及ぶ不妊治療(生殖補助医療)の実績があります。それらを結集する事で質の高い診療を患者さまに提供できると考えます。
グループの強みとスタッフの働き
編集部:グループ化のメリットは大きいかと思いますが、他にどのような進展をお考えでしょう?
統括院長:先ほど「患者さまのライフスタイルに合わせた診療」とお話ししましたが、夜間や土日の診療を1院だけで回そうとすると、院長もスタッフも疲弊してしまい、それが患者さまへのストレスや通いにくさに繋がってしまいます。 グループの強みとして、他の2院から培養士や医師がサポートに入ることができるため、一人ひとりのスタッフに過度な負担がかからない体制が作れます。それが、強いては患者さまにもスタッフにとっても良い結果につながり、今の時代に合った診療スタイルと考えます。やはりそのことが大きいですね。
高い技術力と目指す医療
編集部:診療面での成績、そして目指す目標などはいかがでしょう?
統括院長:私は、長谷川レディースクリニック淵野辺ソフィアの時から培養室長と共に、技術を高め合ってきました。成績も高いレベルを目標とし、妊娠率も55%以上を維持しています。25年間、新旧スタッフが意見を交えながらより良いやり方を組み合わせ、年々強くなってきた技術力と成績です。その技術を踏襲する長谷川レディースクリニック赤坂ですから大いに期待できると思っています。
院長:診療面では、やはり大学で培ってきた研究面での歴史やクリニックの診療歴、そして大学病院や近隣の医療機関との連携が取りやすい環境であることも、実績にプラスして、患者さまに安心面、信頼面で大きな意味があると感じています。さらに先進医療など専門的な技術も活かし、地域の特性にも合った診療で皆様に選ばれるクリニックを目指したいですね。
統括院長:男性不妊にも力を入れています。 北里大学や横浜市立大学の専門の先生方と勉強会を開いたり、密にコミュニケーションを取り、最新の知見を赤坂に持ち込みたいと考えています。
9月から月に1回、専門医外来が始まります。
院長:婦人科や男性不妊の症状を共に診ていくことで、早めに妊活のアドバイスができるメリットは大きいです。
例えば、生理に関係する悩みから診ていき、将来の妊娠に繋げていくような「親心のあるクリニック」も目指すところのひとつです。
編集部:赤坂院開院にあたり、先進医療にも力を入れていかれるとのことですが、どのような取り組みをお考えでしょうか?
院長:すでに長谷川レディースクリニック淵野辺ソフィアでは充実した先進医療技術を提供してきました。ここ赤坂院においても同様に質の高い先進医療技術を受けていただくことができます。
特に、高度な精子選別に力を入れています。精子選別に用いる先進医療技術は、膜構造に着目した「ZyMot」、ヒアルロン酸結合能を活用したPICSI、そして強拡大顕微鏡によるIMSIの3つです。 これらの技術を適切に組み合わせることで最も良好な精子を選びだして顕微授精を行っています。また、先進医療に限らず、生殖医療そのものには、ご夫婦・カップルの大切な卵子と精子をお預かりするというとても大きな責任を伴います。そのため培養室は高い技術力の維持・向上はもちろん、同時に適切な管理体制や倫理観が求められます。
赤坂院ではスタッフそれぞれが、培ってきた経験や知識、技術を持ち寄り互いに高め合うという風土があり、その姿勢を大切にしています。
私たちは、生殖補助医療に携わる者として良質な医療体制を築くことにより、診療の安定化を図り、患者さまに安心して治療を受けていただける環境につながるものと考えています。
編集部:本日はありがとうございました。赤坂に誕生した新クリニックが、スタッフの皆さまのお力で、より多くの患者さまのために貢献できるよう、私たちも願っています。
長谷川レディースクリニック赤坂
統括院長 長谷川 朋也 先生
専門医
東京医科大学 卒業
医学博士
日本専門医機構認定産婦人科専門医
日本生殖医学会生殖医療専門医
母体保護法指定医
職歴
東京医科大学卒業
厚生中央病院
東京医科大学産科婦人科学分野
杉山産婦人科、東京医大八王子医療センター、東京医科大学茨城医療センター など
ハーバード大学 Postdoctoral fellow
東京医科大学病院リプロダクションセンター
院長 上野 啓子 先生
専門医
医学博士
日本専門医機構認定 産婦人科専門医
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医
日本がん・生殖医療学会認定ナビゲーター
緩和ケア研修会修了
職歴
金沢医科大学卒業
東京医科大学産科婦人科学分野
東京医科大学茨城医療センター、船橋市立医療センター、桜町病院 など
東京医科大学病院 リプロダクションセンター
東京医科大学非常勤医師



























